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『絃上』(げんじょう/けんじょう)は能の演目。観世流では玄象と書かれる。藤原師長が音楽を志して南宋に旅立つ途中、摂津国須磨の浦で村上天皇の霊に押し止められたという逸話が題材となっている。 八大龍王を助演者に村上天皇が舞う早舞が見所。颯爽とした余韻を残す演目である。 題名の絃上は村上天皇愛用の琵琶の名称であり、曲中でも度々琵琶を演奏している場面があるが、舞台の上では演奏は抽象化されており、特殊な演出を除いて実際に弾くことはない。 == 登場人物 == * 前シテ - 尉 * 後シテ - 村上天皇 * ツレ - 藤原師長 * ツレ - 姥 * ツレ - 龍神 * ワキ - 師長の従者 * ワキツレ - 従者 * アイ - 師長の下人 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絃上 (能)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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